シアワセノイエ平屋 夏・冬共に快適に暮らせる憧れの平屋のお家
基住の高規格分譲 シアワセノイエ
コンセプトハウス|シアワセノイエ
この立地だからこそのPLAN
瀬川「終の棲家」 平屋でパッシブ住宅(太陽後発電搭載11.4KW)
①パッシブ設計最適な立地と土地形状
一般にパッシブ住宅と言っても、都市型では敷地面積が狭く、建物だけのパッシブ設計が限界ですが、瀬川では土地が114坪ほどあり、外構から含めたパッシブ設計が可能です。
道路接道が2mほどしかなく、間口は狭いというデメリットもありますが、南面に横長く、奥行きが短いパッシブ設計を行うのには最適な住宅と言えると思います。
今後、我々も瀬川のような物件と巡り合う事は少ないと思います。
南面に幅広いのは太陽の日射取得する面積が広く1年を通してとても暖かくなります。瀬川では土地が広いため真北設計(パッシブ設計では基本ですが、ほとんどの土地が狭いため都市部では難しいです)が可能となり、真南に向けて建てられるので、効率よく太陽の日射を取得することができます。
また、奥行きが短いことは南面からの太陽光が部屋の奥まで広範囲に行き届きやすくなりますので暖かくなりやすく暖房費削減に寄与します。
特に日射取得が必要な冬場は暖かくなると思いますので暖房費は、他の物件と比べて安くなると考えられると思います。(BELSで5★20%削減を超えて56%の削減となった理由として立地面の部分も寄与しております。)
夏も同様に日射取得しますが、庇などで日射遮蔽を行いますの。庇だけでは完全に(夏至~8月の一番暑い日)日射遮蔽できない部分は植栽の工夫やすだれ・シェードの設置などで日射遮蔽を行いますので冷房費は削減できます。(すだれ・シェードはお客様で行ってもらいます。)また、瀬川では、南面が1級河川の箕面川があり、川幅も広めで日射取得するのに遮るものがありません。
加えて、南面に川があるのは、京都の打ち水と同じで、夏場の太陽光が川で冷やされると隣接する道路や土などと温度差ができ風が吹くようになります。
春・秋のような窓を開けておきたい時期には、涼しい風が吹いてくる立地でもあります。
南面の川沿いに落葉樹を植栽しようと計画しております。落葉樹(1.2m~1.5m)は落ち葉の掃除は大変かもしれませんがパッシブ的に言うと夏は枝に葉をつけ生い茂り、夏場の太陽光をカットしてくれます。
また、冬場は葉が落ちて太陽光の日射取得ができるようになります。もちろん植栽はプライバシーを守る要素もあります。
上記の事からこんなにパッシブ設計に適した土地はなかなかない希少価値がある立地と言えます。
まさに雑誌に出てくるようなパッシブ住宅です。
② 建物設計
南面にあるリビングの窓と上部吹き抜け部にある窓は、夏場は庇等で日射遮蔽を行い、冬場は庇の出幅をシュミレーションソフトで計算しておりますので日射取得するように設計されております。
また、南面の東西の袖壁を出して夏の日射遮蔽を行うように設計しております。
東西面の日射遮蔽を行うのは、南面と比べて東西面の方が太陽光が低く、東西面に窓がある場合に庇を付けてもまったく日射遮蔽されず意味がありません。南面で日射取得のコントロールをしやすくするために南面東西に袖壁を設けております。
また、1階と2階の温度差をできるだけ小さくするようにカウンターアローファンを設置して小屋裏の熱を床下に落として上下で循環するようにしております。
瀬川のタイトルに「終の棲家」と付けましたが、基住ではできるだけ瀬川のように必要な間取りだけを計画しております。今までの住宅設計は部屋数が多く、リビングも含めて大きいお家が良い家と考えておりました。
エネルギー面で言っても広すぎるお家はとても大きなエネルギーを使用します。また、ライフスタイルは購入時から10年、20年と経過するとお子様も大きくなり、広さや部屋数にこだわって建てたお家だったのに、1部屋、2部屋と全く使用していないお部屋がでてきてしまうという現状があります。
また、基住では子供部屋を年々小さくしております。それは、引きこもりをされる子供が増えているからです。一概には言えませんが、統計では、引きこもりをされるお子さんのほとんどは自分の部屋を与えられていて6畳ほどの快適空間があるそうです。
こういった面からも間取りを計画する中で、家族が集まるリビングを広く快適な空間にし、子供部屋はコンパクトに、収納はできるだけ多く取るように計画致しました。