雨水活用事例

2019/06/12(水) 雨水活用

雨水活用事例視察 IN 福井  2019年6月12日

 

真夏のように暑くなったと思いきや、寒くなったり、寒暖差が激しい今日この頃ですが、体調には気を付けましょう。

さて、4月の事ですが、いつもお世話になっている福井工業大学の笠井先生のところへ打合せと雨水活用事例を見学に福井へ行ってまいりました。

 このお家は教員のお宅らしいですが、お家を建てられる際に雨水活用を行う計画を笠井先生が立てられて工事まで行ったそうです。

正面から見ると『雨水活用ってどれ?』と思われるかもしれませんが、屋根から通じる樋が右側の犬走り地中を通って家の後ろのタンクのあるところまで行きます。

家の裏には青い2tのタンクが2つあり、雨水を使用してトイレ・洗濯の水として利用されています。

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青いタンクは地震で倒れないようにある程度地中に埋め込んでいます。

タンクが大きいと水位高がとれ、初期雨水という降り始めの大気中にあるちりなどの汚れが沈殿しやすくなります。きれいな雨水を使用することができます。

また、露出型なので点検もしやすくメンテナンス性にも優れています。

単純なタンクに見えるかもしれませんが、このタンクシステムは、先程も話をした初期雨水カットを2つのタンクのある塩ビのパイプで行うものとなっているそうです。そうする事で本来のきれいな雨水を使う事が出来るのです。

 

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福井県は全国的にも年間降水量が多いので、設置後この4トンのタンクが無くなる事がなかったそうです。

 5月にはあまみず普及小委員会にも参加させていただき、これから雨水活用が盛んになればと思っております。