嬉しい再会!!
東日本大震災の戦友と再会
こんにちは藤本です。久しぶりのブログです…。
10月の事ですが、東日本大震災の復興事業で戦友としてパートナーを組んでいた栗山さんご夫妻(当時アメリカ母体のボランティア事業団体サマリタンズパース社員)とお会いしました。
弊社の仙台支店を撤退して以来なので、6年ぶりの再会となりました。その時の弊社担当の池田も来て、懐かしい話をしながら良き交わりの時間となりました。
栗山さんご夫妻は今でもいろんな災害地を訪問してボランティアを指導する役目を担っているそうです。お二人は和歌山県出身です。
30才でカナダに移り住み貿易や飲食業を営んでいたそうです。
そして、2011年の未曾有の東日本大震災をカナダの自宅テレビで観ておられ『日本が大変な事になっている。お手伝いしなきゃ!!』と
ボランティア団体であるサマリタンズパースカナダ支店に連絡をして、すぐに日本にやってきたそうです。なんという行動力。
お二人は、とにかく明るく元気で仙台の被災された方々の気持ちに寄り添い、泥出しの手伝いや、ご老人の方々とコミュニケーションをとっておられました。
そして、栗山さんご夫妻と弊社も微力ながらリフォーム工事や新築工事をさせていただきました。
宮城の地方紙では取り上げられていましたが、なんとその費用は日本の政府から依頼を受けていたのですが、サマリタンズパースで集められた募金で行われました。
しかも、震災が起きた次の日にアメリカの軍艦の母船から日本に上陸して被災した次の日には宮城県に入ってキャンプのテントを設営していたようです。
恐ろしきスピードと実行力。アメリカのすごさをまのあたりにしました。
サマリタンズパースは2011年の年末には撤退する予定でしたが、被害大きさからさらに2年近く延長し、被災した建物リフォームを500件程手掛けられた後
次の災害復興事業に出発されました。
栗山ご夫妻 |
全国の被災地を駆け巡って大活躍!! |
嬉しい再会!!笑顔が素敵 |
この栗山さんご夫妻の後ろに写っている車は、東日本大震災のときに購入した車で、宮城をはじめ全国の被災地をかけまわってきた車です。
今後も被災地を転々としてボランティア活動をされる予定だそうです。本当に頭が下がります。
被災はとても大変で苦しい事ですが、悪い事ばかりでなく、栗山さんご夫妻のような見えないところで働かれている方々もいらっしゃるので私たちも支援していければと思っております。
本当に嬉しい再会で、お二人の変わらない明るく生き生きとされている姿に、私も元気にさせられました。
また、お会いできる日を楽しみにしています!!